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ごぼうの話

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痩せ体質になる、ゴボウ茶。パワーの秘密。
7月25日発売クロワッサンで南雲先生の特集記事が掲載されてます。

痩せ体質になる、ゴボウ茶。パワーの秘密。_a0200478_2281537.jpg


先生は本誌で次のような事を語っておられます。

<きっかけ>
茨城県つくば市のゴボウ農家との出会いから
<効果>
便秘解消、体重軽減
<ゴボウ茶の2大重要成分>
サポニン 強力な界面活性作用で腸管や血中の余分な脂肪を体外へ排出する
イヌリン 驚異の吸水性と食物繊維パワーで便秘やむくみをすっきり解消

ほかにもサポニンは傷を治す創傷治癒や抗酸化作用があるため美肌、美白にも
効果を発揮。アレルギーや更年期障害にも効果的。

ごぼう、ゴボウ茶エビデンスはこちらから

Drナグモ監修「つくば山崎農園あじかん焙煎ごぼう茶」
# by gobouhana | 2011-07-25 22:31
20110721 あじかんショップの西村です。
ごぼう天国会員あじかんショップの西村です。本日は広島ローカル放送RCCの特番でつくば山崎農園あじかん焙煎ごぼう茶が広島大學さんとの共同開発商品としてTVにでちゃいました。005.gif005.gif005.gif

改めまして広島大學との共同研究成果を発表します。


平成20年12月 5日
株式会社あじかん
「動物実験による、ポリフェノールの大腸がんリスク低減効果を確認」
当社は、広島大学の加藤範久教授との共同研究により、食品に含まれる抗酸化物質のポリフェノー
ル(カフェ酸・カテキン・クルクミン・エラグ酸)が、大腸癌の危険因子である2次胆汁酸を減少さ
せることを発見しました。
本研究は、食品中に含まれる機能性成分に関する研究の一環として、広島大学大学院生物圏科学研
究科の加藤範久教授との共同研究により発見されました。この研究については、11月28日(金)の日経
産業新聞で報道されました。また、内容については、以下の国際会議で発表されました(1、2)。
1 ) The Second International Interdisciplinary Conference on Vitamins, Coenzymes, and
Biofactors, Athens 市, USA(平成20年10月30日)
2)食と健康に関する新潟国際シンポジウム、新潟市(平成20年11月29日)
【研究概要】
試験では、ラットを用い、30%を脂肪が占める高脂肪食に各種ポリフェノール(カフェ酸、カテ
キン、クルクミン、エラグ酸)を添加した餌を3週間摂取させ、腸内の成分変化を検証しました。
その結果、各ポリフェノール摂取群について、糞中の2次胆汁酸(リトコール酸およびデオキシ
コール酸)が、平均で約50%減少しました(図1)。一方、1次胆汁酸(コール酸)については、
ポリフェノール摂取群で増加傾向が見られました。
腸管内に分泌された1次胆汁酸は、ウェルシュ菌などの腸内細菌(悪玉)により、毒性の高い「2
次胆汁酸」という物質になります。この度確認された結果から、これらのポリフェノールを多く含む
食品を摂取することで、2次胆汁酸による毒性を軽減し、大腸疾病を抑制できることが期待されます。
日本人の大腸癌死亡率は、50年前と比較して2倍以上に増加しています。その原因のひとつとし
て、動物性脂肪に富む食生活があるといわれています。この研究成果により、本来の日本食の良さ
を見直すきっかけとなり、新しい食品開発が進められることが期待されます。
本研究は現在、ちゅうごく産業創造センターの支援を受け、広島大学と食品関連企業7社などと
ともに「腸内環境を改善する新規食品素材の開発」研究会を設立し、食品への応用研究、5年以内
の実用化を目指しています。
【広島大学 加藤範久教授のコメント】
ポリフェノールは、一般的に抗酸化作用やコレステロール低下作用があることは知られていた
が、2次胆汁酸の低下作用があることを初めて解明した。高脂肪食による腸内での2次胆汁酸の増
加は、胆石などを引き起こすとともに、DNA傷害や酸化ストレスなどにより、大腸癌や大腸炎な
どを起こす主要な要因となっている。
今回、いくつかのポリフェノールが、腸内での2次胆汁酸の増加を抑制することを解明した。ポ
リフェノールは、果物や野菜などの植物に多く含まれており、すでに安全性が証明されている成分
なので、食品や医薬品などへの応用もしやすい。

広島大学共同研究エビデンス以 上
# by gobouhana | 2011-07-21 23:32
トンネルごぼうが美味しいお茶に!
トンネルごぼうをご存知ですか?
私たちも最近まで知りませんでしたが[:たらーっ:]、実はすごい研究のもとに栽培が可能となった特別なごぼうなのです。

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ふつうは、ごぼうの種まきは4月前後です。
すると、ごぼうの根が大きくなるのは、10月頃。
ちょうど、ごぼうの旬といわれる11月頃が最盛期になるのです。

でも、春になるとごぼうは収穫できないため食べることができません。
そこで、柳川採取研究所の研究者が、秋に種を植えて冬を越し、ちょうどごぼうの端境期となる今の季節(6月前後)にごぼうが収穫できる方法を開発したのです。
それがトンネルごぼう。
すべて山崎さんに教わりました[:イヒヒ:]
その山崎さんは、この方法を開発した研究者の方に直接指導してもらったそうです。
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 冬越し前のトンネルごぼう
このトンネルごぼうですが、ビニールトンネルで冬を越しますが、温度が非常に重要なのです。
5℃以下になる積算時間が多すぎても少なすぎても、ちゃんとしたごぼうは育たないそうです。
また、直径7mm以下で冬越しさせないと、トウダチといってごぼうが木質化してしまいます。
難しいですね。
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5月頃には、トンネルは取ってしまい、大きな葉が茂っています。

こうして、苦労して作ったごぼうを、山崎さんからいただき、ごぼう茶に加工させていただくことになりました。
先日、テスト的にお茶にしたところ、すごく甘くておいしかったですよ。
糖度は、14度以上もありました[:ラッキー:]


# by gobouhana | 2011-07-14 13:58 | 山崎農園
ごぼうの注目成分アルクチゲニンがニュースに!
先日、興味深いニュースを耳にしましたので紹介します。
私たちがよく食べているごぼうは、根のことをいいますが漢方薬で良く利用されているのはごぼうの種(ゴボウシ)です。
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このゴボウシに含まれるアルクチゲニンに、新しいエビデンス(科学的根拠)が発見されたとNHKで放送されました。


ごぼうの種ですい臓がん治療
7月5日 5時19分
漢方薬として使われてきたごぼうの種の成分が、すい臓がんの治療に役立つ可能性があることが富山大学などのマウスを使った実験で分かり、治療薬の開発を目指して臨床試験が始まりました。

この研究は、富山大学の和漢医薬学総合研究所と、国立がん研究センター、それに富山県高岡市の製薬会社が、共同で取り組んでいるものです。研究グループは、自覚症状がほとんどなく、手遅れになることが多いすい臓がんの治療に漢方薬を利用できないか調べるため、500種類以上の漢方薬の成分を試験管の中のすい臓がんの細胞に直接、投与したところ、解熱剤として使われてきたごぼうの種に含まれるアルクチゲニンという成分にがん細胞を小さくする効果があることが分かりました。富山大学和漢医薬学総合研究所の門田重利教授は「ヒトに対しても治療効果があることを証明し、すい臓がん患者を助けられるよう新しい薬を作りたい」と話しています。
(NHKホームページから抜粋)

この研究では、アルクチゲニンが、試験管内のがん細胞に対して効果があったようです。
ヒトに対する効果の検証がどうなるか興味深いですね。

ごぼうの注目成分アルクチゲニンがニュースに!_a0200478_415043.jpg

アルクチゲニン(キク科植物に含まれるリグナンの一種、アルクチンのアグリコン)

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アルクチン(キク科植物に含まれるリグナンの一種、アルクチゲニンの配糖体)
アルクチゲニンという成分は、最近抗炎症作用やがん治療に関して研究がすすめられている注目成分です。
昨年は、このアルクチゲニンの配糖体であるアルクチンがごぼうの根に含まれている報告もあるようです。
ごぼうの種:カフェ酸、クロロゲン酸、シナリン
ごぼうの根:アルクチン、ルテオリン、ケルセチン、ラムノシド
ごぼうの葉:ケルセチン、ルテオリン
J Pharm Biomed Anal. 2010 Jan 20;51(2):399-404
Metabolic profile of the bioactive compounds of burdock (Arctium lappa) seeds, roots and leaves.
この分野の研究がさらに進むといいですね


# by gobouhana | 2011-07-10 04:06
20110623 日経プレスリリース ごぼう茶便秘改善研究発表


あじかん、ごぼう茶の便秘改善作用の可能性など研究成果を発表
便秘改善作用をヒトで検証

ごぼう茶に便秘改善作用の可能性

―第95回日本消化器病学会中四国支部第13回教育講演会で発表―


 業務用食材・加工食品製造販売の、株式会社あじかん(本社:広島県広島市、代表取締役社長:中谷登)は、独自開発の焙煎加工法(特許出願中)で香ばしく抗酸化力を大幅に高めた健康茶「あじかん焙煎ごぼう茶」に関連し、同じ成分のごぼう茶粉末を使い、慢性便秘患者に対する便通改善作用を検証するために、島根大学医学部附属病院消化器内科の木下芳一教授、清村志乃医科医員と共同で臨床試験を実施しました。その結果、全体として統計学的な有意差には達しませんでしたが、対象者の一部で便秘の著明な改善が認められました。

 今回の研究成果について、2011年6月18日に開催された第95回日本消化器病学会中四国支部第13回教育講演会で、島根大学・清村志乃氏が代表して発表しました。

 島根大学医学部附属病院消化器内科の木下芳一教授、清村志乃医科医員と共同研究日本人が、古くから親しんできた野菜の一つ「ごぼう」は、中国から民間薬として伝わり、多くの薬効が言い伝えられてきました。ごぼうの根には、腸内環境の改善に役立つとされる食物繊維や、高い抗酸化能を持つとされるポリフェノールを豊富に含むことから、健康食材として認知されつつあり、こうした有効成分を簡単においしく摂れる“ごぼう茶”への関心も高まっています。ごぼう茶の整腸作用については、これまでヒトを対象とした科学的根拠のある報告はありません。しかし、ごぼうの乾燥粉末の総食物繊維量は54%もあり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を両方含むほか、フラクトオリゴ糖などの整腸作用がある成分も確認されており、一般消費者のイメージからも便秘改善作用が期待されています。

 長年、食品メーカーとして、和食の代表的な惣菜、きんぴらごぼうを製造販売してきた当社は、近年ごぼうの健康機能について研究を続けており、2010年12月には独自開発の焙煎加工法(特許出願中)で抗酸化力を大幅に高めた「あじかん焙煎ごぼう茶」を発売。今回新たに、島根大学医学部附属病院消化器内科の木下芳一教授、清村志乃医科医員とともに、ごぼう茶の整腸作用を検証するための共同研究を行い、一般成人女性10名の慢性便秘患者(排便が週2回以下の女性)を対象に臨床試験を実施しました。


新たに開発した天然食物繊維「ごぼう茶パウダー」を臨床試験に使用

 現在、わが国には2010年8月の時点で944種類の特定保健用食品が厚生労働省から許可を受けています。そのうち許可を受けた表示内容に食物繊維と便通に関する事項の両方が含まれている食品は224種類あります。これらの食品には人工合成された食物繊維のポリデキストロースと難消化性デキストリンを含めた11種類の食物繊維が使用されています。この中で、最も使用数の多い食物繊維は人工合成された難消化性デキストリンです。また、これらのうち、ごぼう茶のように水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含むものは寒天由来の食物繊維のみですが、ごぼう茶で摂取する食物繊維と同量の食物繊維を寒天から摂取する場合、重量としてごぼう茶粉末の30~50倍量の寒天ゼリーを食べる必要があります。

 そこで当社では、水溶性と不溶性の両方の食物繊維をバランスよく併せ持つ新しい天然のファイバー素材として粉末状の「ごぼう茶パウダー」を新たに開発し、今回の臨床試験に使用しました。


ごぼう茶粉末摂取者は、排便の無い日が少ない傾向

 7症例中4症例でごぼう茶粉末摂取期間の便の方が軟らかい日が多く見られる対象は1週間に2回以下の排便しかない成人女性10名としました。このうち3名は調査途中で下剤を頓用したなどの理由により除外し、残る7名の結果について検討しました。参加者7名の年齢は23歳から75歳で平均49.4歳です。

 方法は、ごぼう茶粉末摂取群とプラセボ群のクロスオーバー試験としました。

 摂取群はごぼう茶粉末10gを含むフリーズドライ味噌汁を1日2回、食事と一緒に摂取し、プラセボ群は粉末を含まない味噌汁を同じ量摂取しました。各群で2週間継続した後、効果を検証しました。

 また、1週間から4週間のWash out期間を置き、味噌汁のサンプルを入れ替えて、同様に2週間後に効果の検証を行いました。

 評価は排便回数、便の性状、腸内の食物輸送の3点について行いました。

 評価方法は、対象者が各味噌汁摂取期間の便通や便の性状等に関して記録した日誌で評価し、さらに、腸管内の食物輸送については、レントゲン不透過のマーカーを20個含んだカプセルをそれぞれ味噌汁摂取最終日の5日前に内服し、最終日に腹部レントゲン写真を撮影することで検討しました。

 結果、7症例中5症例でごぼう茶粉末入りの味噌汁を飲んだ期間の方が排便の無い日が少なく、また、平均値もごぼう茶粉末入り味噌汁の方が排便の無い日が減少しており、排便数が増えていることを示していました。さらに、7症例中4症例で、ごぼう茶粉末摂取期間の便の方が軟らかい日が多くみられました。

 最後にレントゲン不透過のマーカー20個を用いて、腸管内の食物輸送に対するごぼう茶粉末の影響を検討しました。残存マーカー数が少ないほうが、腸管内の食物輸送がスムーズであるといえます。ごぼう茶粉末の無い普通の味噌汁に比べて、ごぼう茶粉末入り味噌汁を飲んだときの方が、7症例中4症例で腸内残存マーカー数の減少を認めました。

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  実際に、腸内残存マーカー数が著明に減少した一例の腹部レントゲン写真を示します。わかりやすくマーカーに赤丸をつけました。ごぼう茶粉末入りの味噌汁を飲んだ時のマーカー数が著明に減少しているのがわかります。ただし、これらのいずれの検討でも、ごぼう茶粉末入り味噌汁は普通の味噌汁に比べて統計学的な有用性は認められませんでした。

 ごぼう茶が食品であり、副作用がないことを考えると、慢性便秘の患者に対してごぼう茶を試してみることは価値があると当社は考えています。今後、ごぼう茶の大腸憩室炎に対する予防効果に対しても臨床試験を開始し、さらなる有用性について研究を進めていく予定です。


以上


<株式会社あじかんについて>
 あじかんは、昭和37年創業の東証・大証2部上場の食品メーカーです。広島を拠点に全国34ヶ所に営業所を設置。玉子焼やかに風味蒲鉾、ごぼうをはじめとする野菜を原料とした惣菜を主力製品とし、より美味しく、質の高い製品をお届けすることを使命としています。2010年12月には当社初の試みとして、一般消費者向けにごぼう茶の製造販売を開始しました。
 ◎あじかんホームページ URL http://www.ahjikan.co.jp/ 
 ◎「あじかん焙煎ごぼう茶」通販サイト URL http://www.ahjikan-shop.com/
 お問い合わせ
 株式会社あじかん ごぼう茶受注センター
 TEL:0800‐100‐7050(フリーダイヤル)
  URL:http://www.ahjikan-shop.com/


  
# by gobouhana | 2011-06-27 00:27